ブリキのおもちゃのお手入れ3 サビについて

ブリキのおもちゃのお手入れ方法。3回めとなる今回はやっかいなサビ(錆び)についてです。

大事なお宝アイテムをサビから守る方法とサビが出てしまったときの簡単な対処方法を分かりやすく紹介しますよ。扱いに気をつけて高額買取の可能性を高めましょう!

ブリキの鉄人28号

ブリキのおもちゃがサビる理由

ブリキのおもちゃがサビる(酸化する)のは、表面をメッキしているスズ(錫)が何らかの理由で剥がれ、素材として使われている鉄板・鋼板が直接空気や水に触れてしまうことが原因です。スズはサビに強く、サビてしまった場合も色が透明なため目立ちにくいという特徴があります。

サビを防ぐ簡単な方法

ブリキのおもちゃのサビを防ぐ簡単な方法は、まず傷をつけないように慎重に扱うことです。「開運!なんでも鑑定団」などで白手袋をしているのを見かけますが、あれはアイテムを爪で傷つけたり手の水分で酸化を促進させたりしないための配慮と言えます。

また、保管するときは密閉されたケースに入れ、空気に触れるのをできるだけ避けてください。通常のメンテナンスはときどき乾いた布で拭くくらいで問題ないでしょう。

ブリキのゴジラは珍しいですよねブリキのゴジラ

ブリキのおもちゃのサビおとし

サンドペーパーで磨く、サビ取り剤を使うなどの方法がありますが、いずれにしても注意したいのはサビていない部分(メッキが残っている部分)を剥がしてしまわないことです。サビをおとしても元の色は復活しません。多少のサビはレトロなおもちゃが持つ“味”と考えるのも良いのではないでしょうか。

どうしてもきれいにしたいパーツがあるときは取り外してサビ取りすることをおすすめします。手放すことを視野に入れているなら、始める前におもちゃ買取ドットJPまでご連絡ください。なにもしないほうが高額買取になるかもしれませんよ。

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トーイ店長

ブリキのロボットやおもちゃ、ソフビ人形、超合金など昔なつかしいおもちゃを丁寧に査定買取いたします!